「最近ソロキャンプが流行っているみたいだし、楽しそうだから興味が出てきた」
「一人でもできるソロキャンプは魅力的だけど、どうやって始めたらいいんだろう?」
ここ最近で、キャンプの人気がものすごく高まっていますね。
キャンプの中でもソロキャンプは、一人で気楽にできるという事で注目されています。
「ソロキャンプに興味はあっても、知識も道具もないし、どうやってはじめればいいのか分わからない・・・」
そんな人は多いのではないでしょうか。
今回は、キャンプ未経験の人でも簡単にできるソロキャンプの始め方をお伝えします。
ソロキャンプは難しそうというイメージが変わり、初心者の方に必要なものがわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1.ソロキャンプを始めるのにどれくらいお金がかかるの?
1-1必須の道具を揃えるなら1~5万円くらい
1-2究極的には0円も可能?
2.自分の目的によって道具を揃える順番を変える
3.ソロキャンプに必要な道具は?
3-1ソロキャンプにおすすめのテント
3-2テントで寝るのに合わせて用意したいグランドシート
3-3テントの中をストレス無く過ごすためのマット
3-4キャンプの寝具と言えば寝袋
3-5夜暗くなっても作業するためのライト
3-6キャンプ場でのんびり過ごせる椅子
3-7調理したり作業するためのテーブル
3-8料理をするならバーナーがあると便利
4.本当に自分に合った道具かどうか心配・・・
4-1道具を貸してくれるキャンプ場もあります
4-2必要な道具をまとめてレンタルできるサービスも
5.まとめ
いろんなキャンプ道具はあるけれど、どれくらいお金がかかるのか気になりますよね。
この章では、ソロキャンプを始めるのにいくらかかるかをお伝えします。
ソロキャンプに必須な道具を揃えるなら、1万円~5万円の予算がかかります。
ソロキャンプで必須な道具とは、以下の8点です。
・テント
・シート
・マット
・寝袋
・ライト
・椅子
・机
・バーナー
1泊するために優先的に揃えたい道具ばかりですね。
この後、上記の道具をそれぞれご紹介しますが、8点合計を計算すると約4万5千円になります。
あくまでも目安にはなりますが、5万円もあれば、ソロキャンプに必須な道具を揃えることができるでしょう。
リーズナブルなものだけを選べば、1~2万円、あるいはそれ以下も不可能ではありません。
また最近では100均ショップでもかなり豊富な種類のキャンプ道具が販売されています。
「これ本当に100均でいいの?」って思ってしまうようなクオリティの高い商品もあるので、上手く活用していきたいですね。
以上のことからポイントをまとめると以下のようになります。
・道具をしっかり揃えるなら5万円程度の予算が必要
・コストを抑えたい人は100均などの道具を活用
もっと極端な話になっちゃいますが、実は初期費用0円でもキャンプはできちゃいます!
「道具も何も無しでキャンプなんてできるの?」
って思いますよね。
もちろん全く道具無しではキャンプは難しいです。
しかし、皆さんのご自宅にあるものを活用すればすぐにでもキャンプは始められます。
例えば、家にあるカセットコンロとお鍋を持っていけばキャンプ場でもお料理はできちゃいます。
車の乗り入れが可能なキャンプ場(オートキャンプ場)なら、布団を持って行けばテントはいりません。
キャンプ場でご飯を作って食べて一晩過ごしたら、これはもう立派なキャンプではありませんか?
キャンプ道具は安いものから高級なものまで、金額の幅がかなり大きいです。
「キャンプ感」は少し薄れますが、初期費用を抑える手段の1つとして、活用してみてください。
「そんなに予算をかけられない場合、どの道具から揃えればいいの?」と悩む方もいるでしょう。
道具を揃える上で大切なのは、「ソロキャンプに行って何がしたい?」という事です。
「テントで寝てみたい」
「外で美味しいご飯を作って食べたい」
「自然が綺麗な景色の中でのんびり過ごしたい」
「たき火を楽しみたい」
人によってソロキャンプで楽しみたいことは違いますよね。
例えば「テントで寝てみたい」がソロキャンプで一番やりたいことだった場合、最初にテントを購入します。
そして料理は家にあるカセットコンロを使いましょう。
例のように、まずは購入する道具を絞りながら、徐々に増やしていくと金銭的な負担が抑えられます。
まずはあなたがソロキャンプでやりたい事を可能にしてくれる道具から揃えていってみましょう。
ソロキャンプには以下の8つの道具が必要だということは、記事の最初でお伝えさせていただきましたね。
・テント
・シート
・マット
・寝袋
・ライト
・椅子
・机
・バーナー
ここでは8つの道具について、それぞれおすすめの商品をご紹介させていただきます。
8つ合わせても5万以下で入手できるので、ソロキャンプ初心者の方は、ぜひチェックしてみてください。
ソロキャンプで話題となっているヒロシさんも使っていておすすめしていたテントです。
ヒロシさんがおすすめしているのを見て、私も初めてのテントとして購入しました。
テントを組み立てることが始めてだった私も、説明書を見なが組み立てることができました。
組み立てやすかったので、初心者の方におすすめです。
そして性能ですが、実際にソロキャンプで使ってみた結果、全く問題ありませんでした!
キャンプ中に夕立のような雨が降りましたが、テントの中に雨水が入ってくることもなく、快適に過ごすことができました。
一人で寝泊りするのであれば、大きさと機能、お値段のバランスが良く、ソロキャンプデビューにおすすめの商品です。
テントの下に敷くグランドシートは、テントと一緒にに用意することをおすすめします。
グランドシートを敷くことで、雨が降った時に床から水が染みてくるのを防いでくれるからです。
テントが地面に直接触れないので、テントの汚れ防止にもなりますよ。
ただし、テントからはみ出してグランドシートを敷くと、雨がテントとシートの間に入ってしまいます。
テントからはみ出るところは折りたたんで敷くようにすると良いですよ。
コストを抑えたいならブルーシートを使う方法もあります。(重さと見た目は我慢・・・)
私はテントと一緒にこのグランドシートを購入して使っていますが、軽くてたたんでコンパクトに持ち運べます。
先ほど紹介したツーリングドームSTを購入する方なら、こちらのグランドシートのLサイズ(130×210)がぴったりなのでおすすめですよ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット レジャーシート EVA フォーム マット
こちらはテントの中に敷くためのマットです。
テントの床は薄いので、寝る時にマットが無いと床が硬くて寝づらく、体が痛いです。
さらに地面からの冷気も直に伝わってきてしまいます。
ごつごつと硬い地面の上で寝て、しかも冷たい・・・。
それを避けるためにはこんなマットが必要です。
こちらのマットをおすすめするのは値段の安さと軽さ、片付けが簡単だからです。
性能の高いマットはお値段が高くなってしまい、種類によっては1kg以上するものも多いです。
マットが重いと、準備と片付けに手間と時間がかかってしまいます。
紹介したマットは蛇腹の形をしているので、簡単に片付けられ、重さも270gと軽いので持ち運びやすい点がおすすめです。
Coleman コールマン 大人用寝袋(マミー型) 緑 -18度まで対応
キャンプでテントの中で寝るとなれば寝袋(シュラフ)は欠かせません。
ですが他の道具よりも季節や個人差によって選ぶべき寝袋は変わってきます。
寒いのが苦手な方なら特に寝袋はケチらずにお金をかけてほしいです!
もちろん、十分に暖かくなってからのキャンプなら高性能なものでなくても大丈夫です。
「-18度まで対応」という表記がありますが、他の寝袋にも「〇度まで対応」と書かれてあります。
ですが、実際にその温度で使用すると寒い思いをすることになります。
ここで紹介した寝袋なら、夜にマイナスになるほどの真冬でなければ安心です。
夏と真冬の時期以外でキャンプをしたい方におすすめです。
暗くなってから夕飯を作ったり色々と作業をするとなると手元に明かりが欲しくなりますよね。
そんな時におすすめなのはヘッドライトです。
頭につければ、目の前を照らしてくれる上に両手が自由に使えるがとても助かります。
置くタイプのランタンもいいのですが、まずは携帯性に優れて両手が使えるヘッドライトから購入することをおすすめします。
紹介したライトは、明るさを3段階に調節できるので周りの明るさに合わせて使えます。
私もこのライトを使用していましたが、夜間の作業が快適にできました。
移動の際にもこれを持っていれば安心して歩くことができます。
お値段も高くなく、小さくて使いやすいので最初に購入するライトとしておすすめです。
キャンプ場で贅沢な時間を過ごすために欠かせないのが椅子ですよね。
「周りの自然を見たり読書をしたい」
「キャンプ場で椅子に座ってのんびり過ごしたい」
リラックスするためにも活躍し、食事の際にも椅子は必要です。
キャンプに適した椅子も色んな種類がありますが、組み立て式で軽いものがおすすめです。
中でもこちらはリーズナブルな価格です。
組み立て式なのでコンパクトにできます。
重さも890gと軽いので持ち運びやすいですね。
背もたれがあるので、ゆったりと座ることができます。
値段と機能のどちらも優れていますので、初めてキャンプ用の椅子として購入して長く使い続けられます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミ ロールテーブル
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アウトドアテーブル アルミロールテーブル
料理するにはもちろん、ドリンクや色々なものを置くテーブルが欲しいですよね。
こちらの2点はどちらも軽くて折り畳み式、そして手頃な価格なのでソロキャンプにおすすめです。
この2つのテーブルの大きな違いは位置の高さです。
自分は安さと軽さで小さい方を選びましたが、ソロキャンプで簡単な作業をするのに丁度良い大きさでした。
先ほどおすすめした椅子で作業をする時、テーブルの位置はすねの真ん中くらいの位置になります。
もう少し高さが欲しいという方は、大きい方を購入するのをおすすめします。
どちらも組み立ては簡単で軽いので、自分に合った方を選んでください。
テントや寝袋と違って、ご自宅にカセットコンロをお持ちの方は多いと思います。
とりあえずそれを持ってキャンプに行くのでも全く問題ありません。
「カセットコンロを持っていない」、「持ってても違うものが欲しい」
そんな方におすすめしたいのがこちらのバーナーです。
バーナーと言っていますが、使い方はカセットコンロと同じです。
カセットコンロをコンパクトにしたもの、というイメージです。
何が一番良いのかというと、普段使っているガスボンベがそのまま使えるんです。
そのボンベを製造しているメーカー・イワタニさんが製造しているバーナーなんです。
純正のボンベがホームセンターやコンビニなどで手軽に手に入るというのが嬉しいですね。
それに火を使う道具なので、安全性も重要!
いわゆる模倣品もたくさんありますが、こればかりは安さよりも品質を重視する事をおすすめします。
私は先ほど紹介したテーブルにこのバーナーを載せて使っていますが、お湯を沸かしたり小さめのフライパンや鍋で調理することができます。
一人用の料理であればこれひとつでできるのでおすすめです。
ここまでご紹介させていただいたものは、私が実際に使用して初心者の方におすすめだと感じた商品です。
実際に道具を購入するとなると不安もあるでしょう。
「他の人は良いと言っても、本当に自分に使えるかな?」
「自分がソロキャンプを長く続けられないと買ってももったいないかも」
そう感じる方におすすめするのは、購入前にお試しをするという方法です。
実は、キャンプ場の中には道具のレンタルをしているところもあります。
道具をレンタルするメリットは、
・購入しなくていい
・ソロキャンプをお試しで体験できる
・道具の手入れ、管理が必要ない
・キャンプ場の管理人さんに使い方を直接聞ける
などが挙げられます。
自分で購入しても説明書とにらめっこ、なんて心配がありません。
購入したけど上手く使いこなせなかった、というデメリットもありません。
ただし全てのキャンプ場でレンタルをしているわけではありません。
また、どんな道具をレンタルしているのかも聞いてみないとわかりません。
このあたりは事前に問い合わせをして確認する必要がありますね。
今ではインターネットでキャンプ道具をレンタルしているサービスもあります。
レンタルサイトでは色んな道具を用意してくれています。
その中に自分が気になっているものがあれば、借りて試す事ができるのが魅力ですね。
サイトによってはあらかじめ「ソロキャンプセット」として一式分を見繕ってくれているところもあります。
「何を選んだらいいか分からない」という方にも安心ですね。
ここまででソロキャンプを始める方法を紹介しました。
話をまとめますと、
①キャンプで1泊するために優先的に揃えたいものは以下の8点
・テント
・シート
・マット
・寝袋
・ライト
・椅子
・机
・バーナー
②この8点を揃える予算は5万円程度
③自宅にあるものや100均を利用してコストを抑えることもできる。
④道具の購入に不安があれば、キャンプ場で道具のレンタルを利用する。
⑤最近ではインターネットでの道具レンタルサービスもある。
この5つのポイントを意識してソロキャンプの準備をしてください。
今回紹介したもの以外にも、いろんな道具がありますし、人それぞれキャンプの楽しみ方があります。
「焚き火をしたい」という方には焚火台も必要になります。
もちろんご自身で焚火台を調べて購入していただいて良いです。
今回はあくまでソロキャンプデビューするのに優先したい道具を紹介しました。
「ソロキャンプで何をやりたいのか」
そう考えた時に焚き火をしたいというのが思い浮かんだ方なら焚き火台を優先的に購入して良いと思います。
そうやって自分に必要な道具を選んだ上で、まずは始めてみるのがとても重要だと思います。
ソロキャンプを始めたいと思った気持ちを大切にしてもらいたいと思っています。
その思いから行動して始めていかなければ、ソロキャンプを趣味として長く続けられるかどうかが分かりません。
自然豊かな場所で過ごす、外で美味しいご飯を食べる、いつもと違う非日常を味わう・・・
皆さんはどのような事を思い描いてソロキャンプを始めたいと思ったのかをもう一度振り返ってみてください。
その思いからこの記事読んでくださった方がソロキャンプを始め、ソロキャンプの楽しさを実感してくださればと切に願っております。
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